ギ・ド・モーパッサン著 榊原晃三訳
福武文庫 1989年 初版 帯付 218ページ
状態:表紙カバー角に折れシワ、ページ中ほどにかけて折れ曲がり跡有。
♦文豪モーパッサン(1850-1893)が生涯に残した怪奇幻想的な作品三十数編のうち、十一編を厳選して新訳。
外国で殺した男の形見として持ち帰った一本の手に復讐される話「手」、
雪深い山小屋にひと冬閉じ込められ、ついに発狂してしまう男「山の宿」、
眠っている間に無意識のうちにテーブルの上の水を飲んだりする一種の人格遊離<ドッペルゲンガー>をテーマにした「オルラ」他、全11篇を収録。