パトリック・マグラア著 宮脇孝雄訳
河出書房新社 奇想コレクション 2007年 初版 帯付 単行本 19.3×12.7cm 401ページ
状態:表紙カバー背に少ヨレ有。天小口に少傷有。
♦現代のポウ、サキとも評される作家パトリック・マグラア(1950-)。変幻自在の語りの魔術師がおくる、処女作から現在までの全短篇。
少女と不気味な訪問者との奇妙な交流を描く表題作をはじめ、「黒い手の呪い」、吸血鬼集団の血の祝祭「血の病」、連続殺人者と女性記者の交流をミステリー仕立てで綴る「アーノルド・クロンベックの話」、ポストモダン・ゴシックの傑作「マーミリオン」ほか、長靴や蠅が語るブラックな寓話や、美しく歪んだホラーなど、全19篇を収録。(帯より)