ディーノ・ブッツァーティ著 大久保憲子訳
河出書房新社 1998年 初版 帯付 単行本 19.5×13.7cm 231ページ
状態:帯の背に折れ跡有。
♦「カフカの再来」とも言われた幻想的でシンボリックな作風で知られるイタリアの作家、ディーノ・ブッツァーティ(1906-1972)の短篇集。
「石の幻影」— 巨大な施設に招聘された科学者が見た狂気とは—。
「海獣コロンブレ」— 恐ろしい海獣を見てしまった船乗りの哀しき運命—。
「一九八〇年の教訓」— 世界中の腐敗した権力者に、とうとう神が怒った―。
「誤報が招いた死」— ある朝、突然自分の死亡記事を発見した画家は―。
「謙虚な司祭」— 隠者となった神父に懺悔を続ける青年司祭の正体—。
「拝啓 新聞社主幹殿」— 作家になりたいと熱望する文才のない記者の悪夢—。(帯より)
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