青い犬の目
ガルシア=マルケス

ガルシア=マルケス著 井上義一訳
福武書店 1990年 初版 帯付 単行本 19.4×13.6cm 159ページ
状態:帯に擦れ、褪色有。表紙カバーに薄い汚れ、ふちにヨレ有。天小口地に細かなシミ有。

♦夢の世界に繰り返し現れる女性との奇妙な交流を描いた表題作「青い犬の目」、
死に対する恐怖のイメージに満ちた、カフカ的悪夢の世界「三度目の諦め」、
自らの美貌に苦しめられる女性の悲しい変身譚「エバは猫の中に」、
レストランのカウンターでの店主と娼婦の対話から成る、ヘミングウェイを思わせる小品「六時に来た女」、
死者の側から眺めた日常の光景「誰かが薔薇を荒らす」、
『百年の孤独』の世界へと通じるマコンド物の1篇「マコンドに降る雨を見たイザベルの独白」他、全11篇を収録。(表紙より)

[目次]
三度目の諦め
死のむこう側
エバは猫の中に
三人の夢遊病者の苦しみ
鏡の対話
青い犬の目
六時に来た女
天使を待たせた黒人、ナボ
誰かが薔薇を荒らす
イシチドリの夜
マコンドに降る雨を見たイザベルの独白


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販売価格 1,000円