パリの家
エリザベス・ボウエン

エリザベス・ボウエン著 阿部知二/阿部良雄訳
集英社 1977年 初版 文庫 408ページ
状態:表紙カバーに少ヤケ、ふちに少ヨレ有。天小口地にヤケ、少シミ有。

♦11歳の少女ヘンリエッタは、旅の途中で立ち寄ったパリの家で重病のフィッシャー夫人と娘のオールドミス、神経過敏な9歳の少年に会った。重くて暗い陰湿な”家”のなかに展開される悲劇を、英国文学伝統の怪奇・推理的手法で描く。

エリザベス・ボウエン(1899-1973)…アイルランド生まれの女性作家。19歳で家を出、ロンドン、イタリアで自活しながら作家を志す。印象的な風景描写と精密な内面描写に優れた手腕をみせ、評論にも非凡な才能をみせた。(表紙より)
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