フェルディナント・フォン・シーラッハ著 酒寄進一訳
東京創元社 2012年 第8刷発行 単行本 帯付 ハードカバー 19.5×13.5cm 218ページ
状態:帯に緩み有。天小口に少シミ有。
♦フェルディナント・フォン・シーラッハ(1964-)…ドイツの作家、弁護士。
一生愛し続けると誓った妻を殺めた老医者、兄を救うため法廷中を騙そうとする犯罪者一家の息子。羊の目を恐れ、眼球をくり抜き続ける伯爵家の御曹司。彫像『棘を抜く少年』の棘に取り憑かれた博物館警備員
—現実の事件に材を得て、異様な事件を犯した人間たちの哀しさ、愛おしさを鮮やかに描きあげた珠玉の連作短篇集。(表紙より)
[目次]
フェーナー氏
タナタ氏の茶盌
チェロ
ハリネズミ
幸運
サマータイム
正当防衛
緑
棘
愛情
エチオピアの男