血のささやき、水のつぶやき
パトリック・マグラア

パトリック・マグラア著 宮脇孝雄訳
河出書房新社 1989年 初版 単行本 ハードカバー 19.4×13.5cm 280ページ
状態:帯の背にヤケ有。

♦ポー風の物語にはじまり、ルイジアナの美しい屋敷に住む一家の崩壊がゴシック的につづられるかと思えば、SF童話風に核シェルターでの一家族の残虐行為が”長靴”によって話されていく…ゴシック小説を現代によみがえらせたエレガントで不気味な短篇集。(表紙より)

[目次]
天使
失われた探検家
黒い手の呪い
酔いどれの夢
アンブローズ・サイム
アーノルド・クロンベッグの話
血の病
串の一突き
マーミリオン
オナニストの手
長靴の物語
蠱惑の聖餐=凄惨
血と水
販売価格 1,200円